鉄道・軌道安全報告書
弊社の鉄軌道事業運営に対して、日頃のご利用、ご支援、ご協力賜っておりますことに対し深く感謝申し上げます。また、2024年1月1日に発生した能登半島地震で被害に遇われました方に対し、 謹んでお見舞い申し上げます。
2023年度の弊社を取り巻く環境は、少子高齢化や移動手段の多様化などに加え、国際的な原材料価格の上昇により資材価格、電気料金の増加などがあり、依然厳しい経営環境におかれています。また、3年以上に及んだ新型コロナウイルスの影響により、減少した輸送人員、運輸収入の回復を進めることが課題となっております。 2023年度については、引き続き安全運行を継続するため、計画的なレールの重軌条化整備、踏切保安設備・電路設備の整備など、設備改良の実施を進めて来ました。また、 利用者の安全性、利便性の向上のため、駅ホームへのスロープを新たに設置いたしました。 能登半島地震による被害もございましたが、皆様のご協力もあり早急に復旧作業進めることができ、最低限の運休に留めることができました。 いよいよ2024年9月28日(土)から、万葉線株式会社としては初めてとなる IC カード 「ICOCA」の利用開始を目指し準備を行っております。 厳しい社会経済情勢が続いている中ではございますが、国、富山県、高岡市・射水市、各種団体等のご支援とご協力をいただきながら、「より安全・ 安心・安定した良質の輸送サービスの提供」に努めて参ります。 今後とも、変わらぬご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 正治
安全報告書は下記のリンク先からご覧いただけます。(PDFデータ)